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「プロダクトデザイン」はなぜ認知度が低い?

プロダクトデザイン資料|デザイン画・レンダリング

「プロダクトデザイン」や「プロダクトデザイナー」って、そんなにマイナーですか?

先にお伝えしておきます。

皆さんこんにちは。上野です。

タイトルに ”なぜ、認知度が低い?” と書いていますが、私もその理由は分かっていません。
ここでは、世間でのプロダクトデザインの扱いについて私自身が不思議に思うこととして書かせていただきますね。

世の中には様々なデザインジャンルがある。

さて、デザインには様々なジャンルがありますね。ファッションデザインやインテリアデザイン、建築デザイン、空間デザインや環境デザイン、グラフィックデザインやWebデザインと、〇〇デザインと名の付くジャンルがたくさんあります。そんな中で、プロダクトデザインやインダストリアルデザイン、工業デザインといった、日頃から私が携わっているデザインジャンルがあるのですが、このモノをデザインするジャンルというのが、とにかくマイナーな扱いを受けているのです。

「プロダクトデザイン」が職種・業種リストにない!?

例えば、GoogleやSNS等のサービスで企業のアカウントを登録しようとしたり、個人のアカウント登録をしようとすると、職種や業種を選択する欄があります。
そこで、「プロダクトデザイン」や「プロダクトデザインオフィス」や「プロダクトデザイナー」と指定したいのですが、それがないのです。
インダストリアルデザインや工業デザイン、また、それらの事務所やデザイナーとしても選択肢のリストに記載がありません。

Googleの場合、デザインと名のつくものでリストにあるジャンルとしては次のようなものです。

宝飾デザイナー
ウェブデザイナー
インテリアデザイナー
景観照明デザイナー
グラフィックデザイナー
ファッション デザイン学校
インテリアデザイナー オフィス

つまり、Googleではこれらのデザインはジャンルとして確立しているけど、プロダクトデザインはそれらよりもマイナーで、職種や職業、デザインジャンルとして確立していない(あくまでGoogleにおいては)ということのようです。

これは、Googleに限ったことではなく、SNSをはじめ、Web上のあらゆるサービス、官公庁のサービス等でも、アカウント登録する際の業種の欄にプロダクトデザインやそれにあたるキーワードは記載がなく、グラフィックデザインやインテリアデザインやファッションデザインといったキーワードだけはリストにあったりします。

一体、なぜ、これほどまでにプロダクトデザインというデザインジャンルが認知されていないのでしょうか。

悔しいです!

工業デザインという意味では産業革命あたりから明確に産業技術として確立され出したのかもしれませんが、本来、モノをデザインするという行為自体は、紀元前の旧石器時代や縄文時代や弥生時代のような大昔からあって、非常に歴史が深いものだと思います。もっともっとメジャーで良いと思いませんか?

産業革命におけるプロダクトデザインの確立

考えてみてください。グラフィックデザインによって生み出されるチラシやカタログ、インテリアデザインや建築デザインにより生み出される家や施設に囲まれて私たちは暮らしています。
確かに、それらは皆さんに多くの恩恵と影響を与えていますよね。

でも! プロダクトデザインはそれ以上に皆さんにとって身近なはずです。皆さんはかなり多くのモノに囲まれて生活していませんか?家の中だけでも、テレビに冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコン、ドライヤーやトイレの便器、スマートフォン、オーディオ機器、文具やホビー用品、ホームセンターや100円均一で購入した雑貨の数々。外に出れば、自動車、バイク、自転車に外灯と、私たちはたくさんのモノに囲まれています。

モノは誰かがデザインしたり設計したりしています。

私たちの身の回りにあるモノ(工業製品)はデザイン・設計されています。そう考えると、プロダクトデザインは最もメジャーなデザインジャンルであると言っても良いと思いませんか?

それがなぜ、マイナーで肩身の狭いジャンルとなってしまっているのか分かりませんが、ひとつにはそのアピールが足りないというのがあるかもしれません。
もっともっとメジャーな業種となって、業種欄のリストの中に当たり前のようにプロダクトデザインが列挙されるようになって、「子供たちがなりたい職業にも名前が上がるようになると良いなー」と、よく思っています。私ももっともっと活躍してその一翼を担えるように、これからも走り続けていきます。

皆さんも「これって何をどう考えて、このようにデザインされているのかな?」という目で一つ一つのモノを見てみると、プロダクトデザインの存在が見えてくると思いますよ!
ぜひ。

 

プロダクトデザインを解説。

スタジオディーピーアイにおけるプロダクトデザインの説明、デザイン工程事例の説明を掲載。

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